ARで臨場感あふれる観戦体験がやってくる!ノエビアスタジアム神戸での5GとVPSを活用した新しい取り組みとは

楽天モバイルと楽天ヴィッセル神戸は2020年より、Jリーグのプロサッカークラブ「ヴィッセル神戸」の本拠地であるノエビアスタジアム神戸を舞台に5Gを活用した新しい観戦体験の創出に向けた実証実験を行っています。2021年11月3日に実施した今年の実証実験について、昨年から進化したポイントや、今後の展望などを楽天モバイルの益子 宗さん、佐藤 瞳さん、Kelvin Chengさんにお話を伺いました。

お話を伺った楽天モバイルのプロジェクトメンバー

  • 益子 宗さん

    5Gビジネス本部

    ビジネスソリューション企画部

    部長

     
  • 佐藤 瞳さん

    5Gビジネス本部

    ビジネスソリューション企画部

     
  • Kelvin Chengさん

    5Gビジネス本部

    ビジネスソリューション企画部

     
 
 

まずはノエビアスタジアム神戸で実証実験を行っている経緯を教えていただけますか?

益子さん

私たちビジネスソリューション企画部は、5Gを活用して新しいサービスやユーザー体験を創出することを目指しています。ヴィッセル神戸のホームスタジアムであるノエビアスタジアム神戸は、2020年秋口から、5G電波の中でも高い周波数帯であるミリ波を活用して、5Gエリア化に成功しています。この環境を最大限活用すること、また楽天グループが提供する70以上のサービスやその知見と、5Gなどのテクノロジーとを掛け合わせることによって、お客様がより楽しめるような、新しい取り組みができないかというところから検討がはじまりました。

 

2021年11月3日の実証実験ではどんなことを行い、昨年の取り組みと比べ、進化したポイントはどこなのでしょうか?

佐藤さん

今回の検証項目はこちらの2つです。

1. VPS技術を活用した選手情報、試合情報のAR表示
2. VPS技術を活用したAR広告の表示およびインターネットショッピングとの連携

昨年に引き続き、選手の基本情報や、シュート数、パス数、走行距離等の試合情報をAR表示するのですが、今年はそこにVPS(Visual Positioning System)技術を活用しています。VPSを活用することでARマーカーを読み込む必要がなく、スマートフォンをピッチにかざすと、スタジアムの形状に合わせて任意の場所に正確に、ARを表示できるようになりました。またデバイスの位置情報を特定する精度が向上したため、特定の座席だけでなく、スタジアムのさまざまな位置から、仮にデバイスカメラで写す画角が変わったとしても、ARを表示できます。ARマーカーの読み込み等の待機時間が少なく、表示位置にズレが起きにくいため、ストレスなく試合観戦をお楽しみいただけると思います。またARコンテンツの内容も充実させました。今回はゴールシーンにあわせて演出エフェクトが表示されるなど、試合観戦を盛り上げる要素をいろいろと取り込んでいます。このARグラフィックデザインやUI/UXの設計は、楽天デザインラボが担当するなど、楽天グループ内のコラボレーションも加速させています。その他の実証項目と合わせてぜひ、動画をご確認ください。

 
 
 

今回は楽天モバイルパートーナープログラムで協働する企業と一緒に行った実証実験なのでしょうか?

Kelvinさん

はい。本実証実験で活用しているVPS技術は、楽天モバイルパートナープログラムで協働するImmersal社(本社:フィンランド ヘルシンキ)のご協力により、提供されています。Immersal社は、空間マッピング技術を保有している企業です。Immersal社が開発する都市規模のVPSソリューションが、ノエビアスタジアム神戸のような大きな空間でも利用できる可能性を考え、私どもからお声がけし、今回協働することになりました。VPS技術ではカメラで捉えた画像を高頻度でサーバーに送ることで、より位置特定の精度が高まるため、高速大容量通信や超低遅延といった特長を持つ5Gの活用が今後さらに期待されています。また今回の実証実験用に作成した3Dマップは、今後この楽天モバイルパートーナープログラムで協働する企業にも共有し、サービス化に向けたさらなる実証実験も検討していきます。

 

最後に次回に向けて検討しているようなことがあれば教えてください。

益子さん

5G対応のスマートフォンの普及という点も把握しながら、サービス化に向けた取り組みを加速させていく予定です。VPSと5Gを掛け合わせていく観点でいうと、スタジアム内のナビゲーションサービスや、座席に応じたクーポンの発行、例えばヴィッセル神戸側で観戦している人には特別なクーポンを発行したりなど、よりパーソナライズされたサービスも検討していきたいと考えています。

また今回の実証実験を踏まえ、すでに主要観客席が5Gエリア化されている東北楽天ゴールデンイーグルスのホーム球場「楽天生命パーク宮城」への横展開や、3DデータとVPS技術のさらなる活用にも取り組んでいこうと思っていますし、楽天モバイルパートナープログラムで協働する企業や団体と行う新しい取り組みにも生かしていきたいと考えています。

 

本実証実験の詳細はこちら
楽天モバイルと楽天ヴィッセル神戸、5GとVPS技術を活用した新たな試合観戦体験の実証実験に成功

 
 

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