楽天モバイルの完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワークが「GTI Awards 2021」を受賞

「GTI Awards 2021」における「Market Development Award」イメージ

楽天モバイルが、モバイル業界における著名な賞のひとつである「GTI Awards 2021」の「Market Development Award」を受賞しました!

楽天モバイル代表取締役副社長兼CTO(最高技術責任者)のタレック・アミンは、「楽天モバイルがこの賞を受賞できたことを、本当に光栄に思います。これは、過去3年間にわたるチームの努力とイノベーションの証明です。当社が日本で構築したネットワークは、OpenRANが従来のアーキテクチャに代わるような実用的な技術であることを示しています。私たちは、オープンアーキテクチャこそが、モバイルネットワークの未来だと信じています。そして、『Rakuten Communications Platform』を通じて、世界中の事業者や企業と、当社の知見を共有していきたいと考えています」とコメントしています。

 

GTIとは「Global TD-LTE Initiative」の頭文字をとった団体名です。2011年にLTE TDD(Time Division Duplex)(注1) の普及を推進する国際的な団体として設立。世界中の通信関連事業者139社のほか、主要なベンダー247社が加入しています。
4Gのさらなる進化と、5Gの開発を促進し、業界を超えたイノベーションを促すことを目的として活動しており、世界中で通信事業者向けのイベントの主催なども行っています。
そのGTIが主催する「GTI Awards」は、4G・5Gを活用した革新的なビジネス・サービスにおいて、際立った功績を成し遂げた事業者を表彰する賞として知られています。
また事業者の課題を解決するような、革新的な製品、ソリューションやアプリケーションのほか、モバイル業界やGTIへの貢献を奨励することも目的のひとつです。

 

楽天モバイルは、世界初(注2)となるエンドツーエンドの完全仮想化4Gおよび5G商用モバイルネットワークの構築に関する取り組みが評価されました。
仮想化技術を取り入れ、複数ベンダー構成に対応したOpenRANを実装したネットワークが受賞につながり、2021年、「GTI Award」の「Market Development Award」を受賞した事業者は2社で、楽天モバイルはそのうちの1社となりました。

楽天モバイルは今後も、イノベーティブで、高品質なネットワークに関する技術開発を進め、モバイル業界に貢献していきます。

  • 「GTI(Global TD-LTE Initiative)」については、同団体の以下Webサイトをご覧ください。(英語のみ)
    GTI
  • 「GTI Awards 2021」の詳細は、GTIのプレスリリース(英語のみ)でもご覧いただけます。以下のWebサイトをご覧ください。
    Winners of GTI Awards 2021

(注1)上りと下りを同じ周波数・周波数帯域を用いて通信を行う方式です。TDDでは、ネットワークの利用状況に合わせて、時間ごとに上りと下りに分割させ、周波数帯域の効率的な利用を目指しています。
(注2)大規模商用モバイルネットワークとして(2019年10月1日時点)/ステラアソシエ調べ

 

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