改善を続ける楽天モバイルの「Open RAN」ネットワーク(ドイツ・アムラウト調べ)
楽天モバイルは、2020年4月の本格サービス開始以降、オープンな規格に準拠した無線アクセスネットワーク(Open RAN)の商用化を世界的にリードしてきました。楽天モバイルがOpen RANに基づいて構築した世界初(注1)の「完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワーク」は、次世代ネットワークとして、ベンダーの独自技術に縛られず、迅速かつ柔軟でコスト効率のよいネットワークです。
今回は、ドイツ・アムラウト(注2)が独自に行った調査の結果をご紹介します。
総合評価
アムラウトが行った世界主要都市におけるモバイルネットワークの調査によると、楽天モバイルのネットワークは、世界で最もパフォーマンスの高いモバイルネットワークの1つとして評価されています。世界14都市のモバイルネットワークを比較すると、東京における楽天モバイルのネットワークは、多くの都市のモバイルネットワークを上回る評価となりました。
カバレッジと通信速度
カバレッジと通信速度について、調査が行われた14都市のうち、東京の楽天モバイルのネットワークは、2番目に高い評価を受け、従来のネットワークと比較してもOpen RANのネットワークが有効であることが示されました。
レイテンシー(遅延)
レイテンシー(遅延)について、楽天モバイルは200点中174点を獲得しています。今回の調査対象となったモバイルネットワークの中では下位グループの評価となりました。他のパフォーマンス指標よりも改善する必要のある評価結果となりましたが、楽天モバイルは、今後のソフトウェアアップデートにより改善を進めてまいります。
楽天モバイル株式会社の代表取締役CEOであるタレック・アミンは、次のようにコメントしています。
「世界中の通信事業者の中で、トップの評価を受ける素晴らしいネットワークパフォーマンスを実現したチームを大変誇りに思っています。私たちの強みは、革新的なコスト構造の採用だけでなく、ネットワークのアップグレード、自社回線エリアの拡大、新しいサービスを迅速に展開することにより、ネットワークのパフォーマンスとサービスを継続的に改善している点です。引き続き、通信業界における変革をリードしていきます」
楽天モバイルは今後もネットワークの改善を続けます
2021年の夏に行われたアムラウトの前回調査(注3)と比較すると、最新のレポートにおいて、楽天モバイルのネットワークは総合評価が1,000点のうち920点から945点になり、継続的な改善が調査結果に反映されています。楽天モバイルは、「通信業界を従来のハードウェアベースのアプローチから、よりオープンかつソフトウェア中心の未来へと変革すること」を掲げており、楽天モバイルのネットワークパフォーマンスの向上は、次世代ネットワークの実現を意味します。
楽天モバイルは引き続き、お客様へ快適なサービスを提供できるよう、第三者分析機関の調査結果を参考にしながら、ネットワークの継続的な改善に努めてまいります。
(注1)大規模商用モバイルネットワークとして(2019年10月1日時点)/ステラアソシエ調べ
(注2)ドイツ・アムラウトは、アクセンチュア傘下の独立系アナリスト企業です。今回の調査レポートは以下ウェブページをご覧ください。https://www.umlaut.com/en/benchmarking/japan(英語のみ)
(注3)アムラウトの前回のレポートは以下ウェブページをご覧ください。
https://corp.mobile.rakuten.co.jp/blog/2021/0614_01/
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