[もっと良くなる つながる 楽天モバイル]基地局点検におけるドローンの活躍

楽天モバイルでは、全国各地で安定して携帯電話をご利用いただけるように、ネットワークやサービス品質の向上に取り組んでいます。
「もっと良くなる つながる 楽天モバイル」シリーズでは、楽天モバイルの品質改善に向けた取り組みをご紹介します。今回は、ドローンを活用した携帯電話基地局の点検業務を実施する担当者にお話を伺いました。

インタビューの一部は、動画でもご覧いただけます。

 

お話を伺った皆さん

  • 佐々木 利和さん

    楽天モバイル株式会社

    ソリューション&運用部 基地局保全課

  • 村上 一輝さん

    楽天グループ株式会社

    無人ソリューション事業部 ドローン事業課

     

ドローンをどのように活用し、通信品質の改善に取り組んでいるのでしょうか

佐々木さん

楽天モバイルの基地局保全課では、基地局のメンテナンスや、障害発生時の修理業務を担当しています。また令和6年能登半島地震など、災害時に基地局が損傷した場合、その修繕や復旧対応も行っています。

村上さん

楽天グループ無人ソリューション事業部では、ドローンやロボットを活用し、無人化・省人化を実現する様々なサービスを提供しています。例えば、ドローンを活用した建物の外壁調査、火災保険の鑑定業務における屋根部の損害調査等を行っています。私はドローンパイロットとして、各現場での操縦や、お客様への作業報告書の作成等を行っています。

佐々木さん

携帯電話の基地局は、電波法に基づいて5年以内に一度の定期検査の実施が義務付けられています。楽天モバイルは、2020年に本格的にサービス提供を開始し5年が経過していること、また今後も基地局数を拡大していくことから、定期検査の対象となる局数も増加する見込みです。

今回、その定期検査を効率化するためドローンを活用しています。定期検査では基地局の高さや電波を出す方向、その強さが正しいかなどを検査しています。

村上さん

検査では高解像度の可視光カメラを搭載したDJI製の最新機種などを使用します。自動で映像のブレを補正する機能も搭載しており、精細な映像を取得し基地局の状態を確認することができます。人による検査の場合、基地局に登って目視により確認を行いますが、ドローン活用により高所作業が不要となり安全性が向上し、低コストで効率よく検査を行うことが可能です。


ドローンで検査をしている様子
 

ドローン活用のメリット

佐々木さん

人が基地局に登り、目視で行う検査よりも安全性が高いです。人による検査の場合、安全装備をしたうえで基地局に登りますが、夏場は猛暑で熱中症のリスクが高まり、冬場は寒さで体が自由に利かないなど季節要因による負担増加もあり、それに代わるドローンは高所作業に関しては特に有効となっています。

楽天モバイルは現在まで一度も検査で死亡事故を起こしておらず、今後も起こさないためには、ドローンの活用が有効な策の一つだと思っています。

村上さん

楽天モバイルとは基地局の建設前の周辺環境を確認する「見通し調査」、工事完成後に施工不良等がないかを確認する「竣工検査」などでドローンを活用してきました。それぞれの業務経験から、施工不良が起きやすい箇所などを把握できています。今後もそういった知見を生かして、より安全に効率的な検査を進められるように協力していきたいと考えています。

また、楽天グループではドローンパイロットに企業や個人から依頼された仕事を紹介する「楽天ドローンゲートウェイ」の提供をしています。


今後も全国各地にある基地局の検査が増えていくにあたり、「楽天ドローンゲートウェイ」を活用し、各地域に登録されたパイロットに検査業務を依頼することで、効率よく検査を実施できる体制を目指していきます。

お客様からの届く声は変わってきましたか

村上さん

家族など身近な人からもポジティブな反響を得ております。どこでも繋がるようになってきていて、料金も他社と比べてもかなり魅力的な価格設定になっていると思います。

佐々木さん

友人や家族からはデータ量無制限という点を高く評価いただいています。これは私たちも続けていきたいし、保全課としては万全な通信環境を常に維持しなければいけないという気持ちがあります。これからも基地局の保全業務を通して、お客様への快適な通信環境を維持していきたいと思っています。

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