楽天モバイルの5Gを活用した楽天イーグルスファンイベント開催レポート
楽天モバイルは、「楽天モバイルパートナープログラム」のロケーションパートナーである株式会社楽天野球団が提供するスタジアム環境「楽天生命パーク宮城」で5G技術を活用した実証実験を実施しているほか、5Gを活用した楽天野球団の企画するファンイベントもサポートしました。
2021年8月29日(日)に、楽天野球団と楽天モバイルパートナープログラムに技術パートナーとして参加しているtoraru社とのコラボレーションにより、楽天イーグルスのファンイベント「リモート打撃練習見学会」と「リモートタッチ会」が開催されました(※1)。これは、仙台市経済局が主催する地域産業とIT企業との共創による新たな事業アイデアの社会実装を支援するプログラム「SENDAI X-TECH BUSINESS BUILD」に、toraru社が採択され実施したプロジェクトです。 楽天モバイルは本イベントの通信環境を提供し、一部には5G技術を活用しました。
このイベントは、昨今のコロナ禍でファンと選手との交流が難しくなった状況を打破する新たな機会の創出を目的に開催されました。当日は、ご参加いただいたファンの皆様にtoraru社の提供するリモート代行サービス「GENCHI」を利用して、リモートでの打撃練習や選手とのハイタッチを体験いただきました。
リモート打撃練習見学会
「リモート打撃練習見学会」では、イベント会場のファンの皆様がリモートでコントローラーや音声を用いて、フィールド上にいる自身のアバターとなるスタッフに見たい場所への移動や、選手へ質問を行うなどコミュニケーション代行を依頼。まるで自分がフィールドに立っているような疑似体験をしながら、憧れの選手に近づき、打撃練習見学を楽しんでいただきました。
リモート打撃練習見学会の様子
リモートタッチ会
「リモートタッチ会」では、「GENCHI」の視覚・聴覚の共有機能に新しく触覚伝送機能を追加。画面越しに選手と交流しながら、ハイタッチを体験いただきました。選手とファンがそれぞれのパネルに触れると、ファン側のパネル(触覚再現デバイス)に感触が伝わる仕組みになっています。リモートでもまるで直接ハイタッチをしているような感覚に、ファンの方々からも思わず笑みがこぼれていました。
リモートタッチ会の様子
今回、映像配信の一部に5Gが活用されましたが、安定した通信速度・映像品質で配信することができました。今後は5Gの無線伝送を活用してこれまで以上に場所にとらわれないユーザー体験を可能にすることが見込まれます。また、「超高速・大容量」、「超低遅延」、「多数同時接続」といった5Gの特長を活かしてよりリッチなユーザー体験に発展させていくことも可能になります。
楽天モバイルでは今後も5G技術を活用し、楽天イーグルスをはじめとするスポーツ・エンターテインメント領域において、ファンエンゲージメントを高めるイベントの企画をサポートします。また、楽天グループのスポーツアセットを活用したパートナー様との取り組みを進めてまいります。
(※1)楽天イーグルス「リモート打撃練習見学会」と「リモートタッチ会」の詳細については、以下をご参照ください。
【8/29(日)イベントレポート】【楽天イーグルス×仙台市×toraru】『リモート打撃練習見学会』『リモートタッチ会』を開催いたしました!
https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00004065.html
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