楽天モバイルの5G SAを活用したVR演劇体験会レポート
楽天モバイルは、Stand Alone方式の5Gモバイルネットワーク(以下5G SA)を活用し、「楽天モバイルパートナープログラム」で共創する株式会社CinemaLeapおよび株式会社WOWOWが共同製作したVR演劇「Typeman」の体験会を、2022年12月13日に行いました。
5G SAは、無線アクセスネットワーク(RAN)からコアネットワークまで5G専用の通信技術に基づき構成したモバイルネットワークです。5G SAでは、「超高速・大容量」、「超低遅延」、「多数同時接続」という5Gの特長を最大限に活かせることが期待されており、幅広い用途に合わせて最適なネットワークサービスの提供が可能となります。
「Typeman」(監督:伊東ケイスケ氏)は第79回ヴェネチア国際映画祭でPremio bisato d'oro2022(プレミオ・ビサト・ ドーロ/金鰻賞)の最優秀短編賞を受賞しており、VRを用いた新しいスタイルの演劇です。体験者は、遠隔地で「Typeman」を演じるアクター(演者)によるリアルタイムの実演を、メタバース上で自由な視点で鑑賞したり、舞台の中を歩き回ったり、アクターと実際にインタラクティブにコミュニケーションをとることでストーリーを進めるといった没入感の高い演劇を楽しむことができます。
体験会の様子
楽天モバイルでは、体験会場に複数台のパソコンとVRヘッドセットを用意。楽天モバイルの5G SAを活用し、複数人が同時に「Typeman」のメタバース上に集まりました。体験者がストレスを感じることなくVR演劇の観劇やアクターとのコミュニケーションに没入できるよう、安定した通信環境を提供し、体験いただくことができました。
実際に参加された体験者からは、「新しい体験だった」「没入感があり、人との交流をリアルに感じて面白かった」「VR映像が美しく、細かい質感や色も再現されており見応えがあった」といった感想をいただき、メタバース上で参加者達がリアルタイムにコミュニケーションすることで物語を作り上げるという、新たな演劇の形の可能性を感じていただきました。
将来的には、5G SAが普及することで、ネットワークリソースを最適化し、メタバースやXRなど多岐にわたるコンテンツを快適に楽しむことが可能になります。好きな場所から、好きなだけ、エンターテインメントを楽しむことができるようになる日はそう遠くないでしょう。
楽天モバイルでは今後も、5G技術を活用した様々な実証実験や研究を重ねることで、ユーザーの皆様へ新しいサービスをお届けできるよう、取り組みを進めてまいります。
サービス創造の実現を目指し、
パートナーと共にプロジェクトを進めています。