楽天モバイルと楽天シンフォニー、Stage Xと戦略的協業の覚書を締結

　楽天モバイル株式会社（以下「楽天モバイル」）と楽天シンフォニー株式会社（以下「楽天シンフォニー」）は、韓国の携帯キャリア事業者であるSTAGE X Co., Ltd.（以下「Stage X」）と、このたび戦略的協業の覚書を締結しました。

　本覚書締結を通じて、楽天モバイルと楽天シンフォニーは、韓国において28GHz帯域で5Gサービスを提供する準備を進めている新規参入の携帯キャリア事業者であるStage Xと、技術とビジネス領域における協業のための包括的な枠組みを確立していくことを目指します。

　具体的には、楽天モバイルの業界で培ってきた知見に加え、楽天シンフォニーの先進的な通信ソリューションを通じて、事業運営から技術分野に至るまで、Stage Xが今後展開するプロジェクトにおいて様々な側面から協力していくことを協議していきます。また、3社はハイバンド（28GHz帯域）だけでなくミッドバンドへの周波数拡大や6Gをベースとした全国ネットワークの構築などについても長期的な視点で検討し、協力を進めていきます。

　Stage XのCEOであるソ・サンウォンは、次のように述べています。「Stage Xは楽天モバイルと楽天シンフォニーと、それぞれの国における新規参入の通信事業者として、幅広い協力関係を築いていければと思っています。楽天モバイルは、安定した通信サービスを実現する最新インフラストラクチャーを備えた世界初の完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワーク（注）を構築・展開されています。Stage Xは、韓国にて28GHz帯で5Gサービスを提供するためのインフラストラクチャーを構築するにあたり、楽天グループの幅広い分野における経験から学び、協業できることを楽しみにしています」

　楽天モバイルの代表取締役 共同CEOであり楽天シンフォニーの代表取締役社長を務めるシャラッド・スリオアストーアは、次のように述べています。「韓国で新規参入した携帯キャリア事業者であるStage Xと協業できることをとても嬉しく思います。今回の協業を通じて大きな相乗効果が生まれるとともに、我々の培ってきた知見を活用することで、同社に業界を変えるような機会を提供できるものと確信しています」

　Stage Xは、消費者に高速、超低遅延、超接続の特性を持つ28GHz帯での差別化されたReal 5G通信サービスの提供を目指し、企業コンソーシアムを形成しています。同コンソーシアムには、金融投資機関のShinhan Securitiesをはじめ、各業界の有力企業が参加しています。なお、Kakaoの元関連会社でStage Xの親会社であるStage Fiveは、韓国におけるMVNOサービスの革新をリードしてきました。

（注）大規模商用モバイルネットワークとして（2019年10月1日時点）/ステラアソシエ調べ

■Stage Xについて
Stage Xは、通信サービス業界への新規参入者として、セキュリティやシステムの安定性を重視した通信インフラの整備を綿密に進めています。同社は、消費者に高速、超低遅延、超接続の特性を持つ28GHz帯での差別化されたReal 5G通信サービスの提供を目指しています。

■楽天モバイルについて
楽天モバイルは、携帯キャリア事業（MNO）を中心に事業を展開している楽天グループの会社です。楽天モバイルは、「携帯市場の民主化」というミッションを掲げ、イノベーションを通じてモバイル通信業界の常識を再変革し、顧客の多様なニーズに応える魅力的で利便性の高いサービスを提供していくことを目指しています。楽天モバイルの詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://corp.mobile.rakuten.co.jp/

■楽天シンフォニーについて
楽天シンフォニーは、革新的なモバイルネットワーク技術を用いた通信プラットフォーム事業をグローバルに展開しています。楽天モバイル株式会社が世界でも先進的に商用利用を実現した大規模な仮想化Open RANネットワーク構築の知見を生かし、通信事業者向けのプラットフォームを含む次世代ネットワークの計画・構築・運用に必要なすべての機能を提供しています。楽天シンフォニーは日本に本社を置き、米国、シンガポール、インド、韓国、欧州、中近東アフリカ地域にも現地拠点を置いています。楽天シンフォニーの詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://symphony.rakuten.com/（英語のみ）

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