楽天モバイル、米国でベンダーのオープンな無線機器の商用展開を支援

- 米国NTIAのOpen RANプロジェクトにパートナー参画 -

 楽天モバイル株式会社(以下「楽天モバイル」)は、米国の商務省国家電気通信情報庁(NTIA、注1)の助成金「Public Wireless Supply Chain Innovation Fund」(以下「本助成金」)をもとに実施される、オープンで相互運用可能な無線ネットワーク(Open RAN)推進プロジェクト(以下「本プロジェクト」、注2)に採択された各無線機器(RU)ベンダーのパートナーとして参画し、米国に拠点を置くベンダーのオープンなRUの商用展開を支援します。

 楽天モバイルはすでに日本国内において大規模なOpen RANモバイルネットワークを構築し、通信サービスを提供しています。この知見を生かし、本プロジェクトに採択されたRUベンダーBattelle Memorial Institute、Microelectronics Technology, Inc.、Eridan Communications, Inc.、Airspan Networks, Inc.と連携し、各社が開発するオープンなRUの商用展開に必要な検証とインテグレーションを行い、商用ネットワークでの実証実験を支援します。なお、実証実験はOpen RANに対応した楽天シンフォニー株式会社の分散ユニット(DU)および集約ユニット(CU)を用いて実施する予定です。

 本助成金はOpen RANの構築を支援し、無線市場の競争を促進することで、グローバルなサプライチェーンを強化していくことを目的として交付されるものです。本プロジェクトにおいて各RUベンダーは、移動通信関連の技術仕様の標準化プロジェクトである3GPPや、Open RAN仕様策定推進団体のO-RAN ALLIANCEが定義する国際的な規格であるO-RAN仕様に準拠したRUの開発・商用展開を目指します。

 楽天モバイルは自社のOpen RAN技術を活用し、各RUベンダーと連携しながら米国のOpen RANネットワーク推進に貢献してまいります。

(注1)商務省国家電気通信情報庁(NTIA)は米国内および国際情報通信政策における大統領の主要諮問機関で国家の情報通信基盤の維持・発展を促進しています。
(注2)関連プレスリリース:
Biden-Harris Administration Awards $273 Million For Wireless Innovation(英語のみ)
https://www.ntia.gov/press-release/2024/biden-harris-administration-awards-273-million-wireless-innovation 
Biden-Harris Administration Awards $117 Million For Wireless Innovation(英語のみ)
https://www.ntia.gov/press-release/2025/biden-harris-administration-awards-117-million-wireless-innovation

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