楽天モバイルとテレフォニカ社、OpenRAN推進に向けた覚書を締結

- 5GネットワークにおけるOpenRANアーキテクチャの開発とサポートで連携 -

 楽天モバイル株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:山田 善久、以下「楽天モバイル」)とTelefónica, S.A.(本社:スペイン・マドリード、Chairman & CEO: ホセ・マリア・アルバレス・パレット・ロペス、以下「テレフォニカ社」)は、OpenRAN、5G コア、OSS (Operation Support Systems)に関する技術推進に係る覚書(MoU)(以下、「本合意」)を締結したことを発表しました。

 本合意のもと、楽天モバイルとテレフォニカ社は以下の分野において連携していく予定です。

  • 無線アクセスネットワーク(RAN)におけるAI(人工知能)の役割の研究や、OpenRANアーキテクチャに関連する実証実験等の実施
  • モバイル通信業界の取り組みの一環として、開発工数の低減・新たな価格帯・ソフトウェアベースのRANのメリットなどを活用した、両社による最適な5G RANアーキテクチャとOpenRANモデル、およびサービスの提案
  • オープンインターフェースに基づいた、コスト効率の高い5Gエコシステムを構築し、国際ローミングによる5Gの展開を加速
  • CU (Centralized Unit)、DU (Distributed Unit)、RRU (Remote Radio Unit)(注)など、必要なネットワーク機器やソフトウェアコンポーネントを含む、OpenRANのハードウェアとソフトウェアの調達量の拡充やスケールメリットを実現するための共同調達スキームの開発

 また、両社は、楽天モバイルが日本国内のモバイルネットワークおよび「Rakuten Communications Platform」において用いる4G/5GコアやOSS技術などにおいても連携していきます。

 楽天モバイル代表取締役副社長兼CTO(最高技術責任者)のタレック・アミンは、次のように述べています。「OpenRANを推進するというビジョンのもと、テレフォニカ社と協力できることを嬉しく思います。今回の連携により、世界中の通信事業者へ安全性や信頼性を確保しながら、コスト効率の高いクラウドネイティブモバイルネットワークアーキテクチャを提供する『Rakuten Communications Platform』の開発も共同で進めていきたいと考えています」

 テレフォニカ社CTIO(Chief Technology & Information Officer)のEnrique Blanco(エンリケ・ブランコ)は次のように述べています。「当社は、通信ネットワークがオープンアーキテクチャにより、エンドツーエンドで仮想化していくことになると確信しています。OpenRANはその中でも重要な技術の一つです。OpenRANの柔軟性やシンプルさによって、サプライヤーのエコシステムが変わり、中長期的には、現在の5G産業にも革新をもたらすでしょう。同時に、オープンで仮想化されたネットワークは、通信事業者の新しい事業モデルにつながると考えます。当社と楽天モバイルは、今回の合意に基づき、OpenRANアーキテクチャの性能や実現可能性を評価・実証し、また実用化していきます」

テレフォニカ社について
テレフォニカ社は、世界最大級の通信事業会社です。同社は、家庭や法人向けに固定回線および携帯回線を提供するほか、幅広いデジタルサービスを提供しています。3億4,200万人もの顧客を持ち、ヨーロッパとラテンアメリカで事業を展開しています。テレフォニカ 社は100%上場企業であり、同社の株式はスペイン、ニューヨーク、リマの株式市場で取引されています。
詳細については、こちらをご覧ください: www.telefonica.com

(注)CU (Centralized Unit)、DU (Distributed Unit)、RRU (Remote Radio Unit)とは、基地局を構成する機能を指します。


以上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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