デンソーテン、神戸市、神戸大学、ヴィッセル神戸、楽天モバイルの5者で「第5回 日本オープンイノベーション大賞」 選考委員会特別賞を受賞

　株式会社デンソーテン（本社：兵庫県神戸市、代表取締役社長：加藤 之啓、以下「デンソーテン」）、兵庫県神戸市（所在地：兵庫県神戸市、市長：久元 喜造）、国立大学法人神戸大学（所在地：兵庫県神戸市、学長：藤澤 正人、以下「神戸大学」）、楽天ヴィッセル神戸株式会社（本社：兵庫県神戸市、代表取締役社長：千布 勇気、以下「ヴィッセル神戸」）、楽天モバイル株式会社（本社：東京都世田谷区、代表取締役社長：矢澤 俊介、以下「楽天モバイル」）の5者は、協働したイベント終了後の混雑緩和と経済活性化を促す取り組みにおいて、内閣府主催「第5回 日本オープンイノベーション大賞」（注1）の選考委員会特別賞を受賞したことをお知らせいたします。

　「日本オープンイノベーション大賞」は、内閣府が主催し、2018年より実施されています。イノベーションの創出を巡る国際的な競争が激化する中で、組織の壁を越えて知識や技術、経営資源を組み合わせ新しい取り組みを推進するオープンイノベーションをさらに推進し、ロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取り組みを表彰する制度です。

　今回受賞した「異業種連携によるイベント時混雑緩和と地域活性化ソリューション」は、2021年10月より、ノエビアスタジアム神戸において、5Gを活用したイベント時の混雑緩和方策の検討、ならびにイベント会場周辺の経済活性化を目的として、5者で協働した実証実験（注2）およびそのサービス実装の取り組み等のことです。受賞にあたり、① 「待つ」ことに新たな付加価値を提供し、ユニークかつオープンイノベーションを推進する取り組みである点、②実証実験を踏まえ、ヴィッセル神戸のサービスとして導入された点（注3）が評価されました。

　5者が受賞した「第5回 日本オープンイノベーション大賞」選考委員会特別賞の概要は以下のとおりです。

「日本オープンイノベーション大賞表彰式（第５回）」にて（2023年2月15日実施）

※左から
デンソーテン 新事業推進本部 イノベーション創出センター プロジェクトリーダー　田中 真一氏
神戸市 企画調整局 担当部長　藤岡 健氏
神戸大学大学院 工学研究科 教授　寺田 努氏
ヴィッセル神戸 事業本部 渉外部部長　菊地 隆之氏
楽天モバイル 5G本部 ビジネスソリューション企画部 部長　益子 宗氏

（注1）「日本オープンイノベーション大賞」の詳細は、以下ページをご参照ください。https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/index.html
（注2）実証実験については、以下プレスリリースをご参照ください。神戸市が公募した研究活動助成プロジェクト「大学発アーバンイノベーション神戸（令和２年度）」にて採択された研究開発の一環として実施したものです。
https://www.denso-ten.com/jp/release/2021/10/20211006.html
（注3）2022シーズン中、「ヴィッセル神戸アプリ」に、デンソーテン協力のもと実装された機能「Check-in～ピーク時間を避けてお得に帰宅！～」のことです。5者で協働した実証実験で使用した機能が一部使用されました。
https://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/20249.html

以上